同著者の俳句入門文庫を3冊担当していて、今回もその流れでデザインしようかと思っていたら「これは今までのラインナップと違うのですよ」と担当編集氏、ならば毛色を変えるべく既刊装画担当のイラストレーター氏と別な方にご依頼、イラストレーター候補を数名挙げるでなく大西洋さん一択。他案件では割とイラストレーター氏に自由に描いて頂いてますが、今回は先割で文字レイアウトしイラストスペースをお伝えしました。ラフ画の段階で「おっいいですね」と担当編集氏に好評、仕上がりにも「思わず頬が緩む愉しい絵」と好評となった大西さんの持ち味が活きたほのぼのした世界観になりました。帯を外すともうひと場面あるのは大西さんのアイデア、猫の俳人は私のアイデアです。
版元:草思社